台風の影響で直前まで危ぶまれて荒炎祭も何とか無事に終えることができました。晴れ男面目躍如!です。よさこいをもじった、地元炭坑節を取り入れた、“さのよい” 踊り。どこも、少女ブームに乗った、地元アイドル MJK… 、のど自慢に、美人コンテストなどなど盛りだくさん!また、見事な手作りの祭りの山車の行列、そして最後は荒尾音頭と炭坑節の総踊り。会場には地元特産の屋台が並び、この雨空にもかかわらず、たくさんの人たちが集まってくださいまして、盛大なうちに終了することができました。あらお観光大使としても、改めて皆様に御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。懐かしい顔、久しぶりの方々にも再会することができ、これが地元での仕事の嬉しいところでもあります。さぁこれで8月9日の35周年コンサートに弾みがつきました。皆さんぜひお出かけください。
さて、今回で4度目になります、鹿児島 知覧特攻平和会館。何度訪れても、特攻隊員として若き命を散らした方の写真…名前…残された手紙…それらを見るだけで胸が熱くなり涙が込み上げてくる。あいにくの天候にも関わらず、若い方、子供たち、家族連れ、年配の方、外国人、そしてその当時戦争を体験されただろう、杖ついたり車椅子でいらっしゃる御高齢の方…。皆さん神妙な面持ちで、立ち止まり、じっと見つめ、ため息をつき、そして涙されている人も…。今年も全国の学校などから千羽鶴や平和の思いを込めたメッセージがたくさん届いている。短絡的で感情に流されているのは承知の上で、この楽しい夏休みに、一部だろうがたくさんの人たちがここを訪れ、特に若者や子供たちが過去の悲惨な事実を真剣に受け止めている姿を見ていると、日本はもう二度とあのような悲しい戦争を起こすことはないだろうと確信するのだが…。僕のささやかな親としての最低限の責任は、この事実を我が子に伝えることだ。今回は、アメリカで暮らす下の娘を連れて訪れてみた。何を感じてくれただろう…