2015年2月26日木曜日

【 春は名のみの風の寒さや… 】〜 銀座、銀座、銀座、雨の銀座 〜

久しぶりの上京です。東京に来たらまずは開業100年を迎えた、赤レンガ造りのレトロな東京駅。とても気品あふれる荘厳な自信に満ちた素晴らしい日本の玄関の顔をしていました。そして昭和歌謡でずいぶん歌われた【花の銀座】でしょう。あいにくの雨の銀座。[木村屋のあんぱん]も良いのですが、音楽をやってる人間としてはまずは銀座の[山野楽器]でしょう。それにしても銀座4丁目の風景がずいぶん変わっていました。三愛と和光、三越は変わりませんが、東京オリンピックへ向けての開発が進んでいるのでしょうか? 昔からあるビルがすっぽり建て替えられてたり、大きな空間ができたり、今までの銀座の雰囲気からするとちょっ落ち着きがなく変な、カ・ン・ジ…。>
山野楽器に《島津亜矢さんデビュー30周年》のポスターと特別コーナーがありちょっとうれしかったです。6年前にコンサートをした【王子ホール】もすぐ近くです。









今日は虎ノ門にある[日本財団]の1階ロビーで、首都圏での地震を想定した【防災フォーラム】がありました。多くの活動されている団体の代表や学者の先生方の発表がありました。最後に僕の体験と歌を皆さんに聞いていただきました。僕の歌はお腹がいっぱいになるとか、知識が豊富になるとか、そーゆー意味では防災に関して何のためになるわけでは無いのですが、歌から感じること、歌から力をもらうこと、背中を押してもらうこと、どん底から這い上がるきっかけになること、慰められたり悲しみが癒されたり、ふっ切れたり勇気が生まれたり… そんな形に現れないようなところで、誰かの、何かの役に少しでも立てたならうれしいです。
いつ、どこで起こるかわからない地震。「遭遇したらしょうがない。そのとき対処するしかない!」とは言え、できる限りの準備をし意識を持っているだけでも災害を最小限に食い止めることができると思う。3月11日 4年目の東日本大震災のあの日がもうすぐやってくる。