2017年12月2日土曜日

【 名古屋紅葉のトンネルを長野売木村へ 】 ~ 不思議な人が引き寄せられる風の森 ~

【 名古屋紅葉のトンネルを長野売木村へ 】 ~ 不思議な人が引き寄せられる風の森 ~
大都会から万博記念公園を抜けて、まだ紅葉の残る山々をいくつも越えて売木村へ到着しました。約2時間半です。もうここは別の世界。標高820メートルにあり、1,200メートル級の山々に囲まれた人口600人ほどの天空の村です。




40年近く前に知り合った岡山の同級生の友人。成羽高校から日本福祉大学へ進み、福祉の仕事を続けていた[山本正吾クン]は今、岡山の美星町に住んでいるが、〈遊木人〉として時々訪れるこの村では8割の人が知っている“看板屋”として超有名人である。彼がずいぶん前から《売木村》に来いと散々言ってたことが今回実現しました。1年前の飯田でのコンサートの後、ふらりと立ち寄った《ペンション風の森》。ここは遊木人の仕事場として7~8年前からお世話になっているところだったのだ。飯田の[関島秀樹](ヒデちゃん)も知り会いがいると言うところから、トントン拍子に今回の初ライブが実現しました。



オープニングアクトは地元を中心に活躍している[福澤さやさん]。病と共生しながらあちこちでボランティアもしながら、明るくライブをして全国を飛び回ってがんばっている28歳の“三本足の唄うたい”です。

地元の方々、近在からもこられて、会場はいっぱい。終わってからの交流会も大変な賑わいでした。手作りの料理、鯖寿司、鹿の肉、おからのサラダ… 飲み放題のお酒… 常連の方も、今日初めての方も一緒になって、飲めや踊れやの大忘年会と相なりました。














外はマイナス1度。澄み切った夜空に、きれいなお月様と星が笑っていました。






お昼をいただいた食堂〈ありがとう〉は、このペンションのオーナー[井上智恵さん]のお母さん[鈴木良子さん](若い頃女優をされてたらしい)と妹[鈴木織江さん]が31年続いている猪鍋や、鴨鍋もある手作りのおいしいお店です。この村は昔から山村留学を受け入れていて、l ターンの方もずいぶんいらっしゃいます。小さな村のウルトラマラソンランナー(当時世界ランク3位)で全国に売木村をPRしてに有名になった役場職員の[重見高好さん]、[滝一平さん](“ありがとう”の良子さんのご主人)が実話を元にまとめた感動の創作童話「少年とバイオリン」を本に仕上げたイラストレーター[國分紘子さん]などなど… ちょっと面白い、凄い人が住み着き、何かに惹かれるように集まってくる魅力あふれる不思議な村です。一度訪れてみては … パワースポットもあります❗️