2018年9月24日月曜日

【 京の都の杜で感じる中秋の名月 】〜 今宵の月は心の中に… 〜

【 京の都の杜で感じる中秋の名月 】〜 今宵の月は心の中に… 〜








正式名称は[加茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)]。天武天皇の御代の(687年)には造営されたと言う、京都で最も古い、由緒ある神社、世界遺産でもある[上賀茂神社の観月祭]でした。舞台は、この4月に、“式年遷宮記念文化事業”の1つで、歌舞伎俳優10代目[松本幸四郎]さんが『三番叟』を奉納上演された〈馬場殿〉。このような光栄な機会をいただいたのは、今回で4回目となります。クラシックの音楽、和太鼓、舞………。最後には、島根県の石見地方に伝わるスケールの大きな鬼気迫る“石見神楽”の〈大蛇〉を間近で見ることができました。独特な笛と太鼓、強弱をつけた掛け声に合わせ、所狭しと舞い踊る“おろち”は迫力満点!実に幸運なひとときでした。雨の予報を覆したものの、厚い雲に覆われ、残念ながら名月は見ることができませんでしたが、京都の山々に囲まれた下鴨神社の杜で、歌わせていただき、多くの皆さんとの出逢いは新しい何かを感じることができました。葵祭、競馬会、曲水の宴などなどでも有名ですが、ここは癒し、縁結び、パワースポットとしても注目されてるそうですよ。










 









終わってから、来場の皆様にはお月見団子と甘酒が振る舞われました。出演者の直会(なおらい)も交流の場で楽しいものです。[田中安比呂宮司]さんも、このような世界に名だたる神社の宮司さんとは思えない位とても優しく気さくな方で、本当にありがたい機会いただきました。知り合いの子供さんのご家族、玉高の後輩、ご無沙汰してた方、もちろんはじめての出逢いもありました。また一つ、くすんだ心が清められた気がします。今夜は、中秋の名月とは出会えませんでしたが、ほんとうに大切なものは、見えなくても心の中にあるようです。