2019年8月22日木曜日

熊本日日新聞に掲載されました。

熊本日日新聞に掲載されました。
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【四三の誕生日祝い、熱唱 関島秀樹さんが玉名市でコンサート】
日本人初の五輪マラソン選手、金栗四三の誕生日に当たる20日夜、生前の住家が残る熊本県玉名市小田地区で住民主催の記念コンサートがあった。熊本県荒尾市出身のシンガー・ソングライター関島秀樹さん(64)が、金栗の人生をテーマにした「黎明[れいめい]の星」などを熱唱した。
 関島さんは玉名高卒で金栗の後輩に当たり、金栗を主人公の一人に描くNHK大河ドラマ「いだてん」を契機に同曲を制作。「人生は長い長い 一度きりのマラソンレース」と、五輪の挫折にくじけず走り続けた生涯を歌詞にした。
 コンサートは野外駐車場であり、関島さんは「高校の体育祭で金栗さんをよく見かけた。偉大な先輩と言葉を交わしておきたかった」と思いを紹介。自ら作詞作曲した「玉高を忘れない」「帰らんちゃよか」の元歌なども披露し、約250人の会場を盛り上げた。
 住民によると、この日は「いだてん」で金栗を演じる歌舞伎俳優の中村勘九郎さんもお忍びで小田地区を訪れ、金栗の墓参りをした。金栗は1891(明治24)年に現在の和水町で生まれ、後半生を玉名市で過ごした。(蔵原博康)
(2019年8月22日付 熊本日日新聞朝刊掲載)