2017年11月7日火曜日

【 いざ 若き日の憧れの街 博多へ!Part1 】~ 西鉄電車で60分 ~

【 いざ 若き日の憧れの街 博多へ!Part1 】~ 西鉄電車で60分 ~
高校を卒業して故郷荒尾を出る頃までは、経済も文化圏も三井三池の炭鉱の町と共有することで、隣の福岡県大牟田市と強い結びつきがありました。私鉄の西鉄電車が天神から大牟田まで伸びていて、今尚走っているのです。自然と見る方向や興味は熊本市内よりも福岡、そしてその先の東京の方を見ていました。大牟田には当時立派な市民会館があり、労働者の街で労音もあり、有名なコンサートや演劇がたびたび来ていました。映画館も荒尾と大牟田で20館ぐらいはあったでしょうね。昭和30年代までは大変な賑わいでした。そんな福岡の中心地[博多]は少年の頃の憧れの街でした。西鉄ライオンズもあり、伝説のフォーク喫茶[照和]もありました。ギターを弾き始めた高校の頃は深夜ラジオと言えばRKBとKBCでした。「スマッシュイレブン」や「歌え若者」などの音楽番組で福岡の音楽シーンの情報を食い入るように聞いていました。イベンターの“BEE”“くすミュージック”。井上陽水、チューリップ、海援隊、甲斐バンド… 憧れのミュージシャンがアマチュアからプロの活動を始めた頃でした。能古島の野外コンサートにも行きました。
今日はKBCラジオ『PAO~N』のゲスト生出演でした。沢田幸二アナウンサー、前川清さんの息子でシンガーソングライター“紘毅”くん、岩部見梨さんの3人との楽しいおしゃべりでした。終わってから中学時代の同級生の馬場くんと【角打ち】行きました。僕は初めて聞く言葉だったのですが、いわゆる“立ち飲み屋”さんです。博多にはなかなか洒落た、安くて気楽な店があちこちにあるようです。夜は高校時代の同級生12人ほどで、荒尾の“ヴェルデ”で夕食会をするというのに、ついついこの店の雰囲気に引きずられて、長居をしてしまいました。やっぱ博多は今も魅力のある街です。憧れの街… 少年に戻ります。