2015年2月3日火曜日
【 福は内 空に月 春はもうすぐ 】〜 荒尾高校から南関高校まで 〜
節分の今日、熊本県立高校選抜入試前期試験がありました。4月から新しくスタートする[岱志高校]も対象でした。今〈校歌〉を作らせていただいているので、節目の日、天気もいいので2つの学校を走って訪れることにしました。約16キロメートルぐらいでしょうか…。帰りは南関の温泉〈うから館〉にでも入ってバスでのんびり帰りましょう。荒尾高校の校門では、交通整理をされている数学物理の就任、松浦先生と出会いました。大阪の〈和水会〉の大村さんの甥に当たられるそうです。『ビックリ‼️』(大変ローカルな話で理解できないと思いますが…すみません。この後も度々出てきますがご了承下さい)。「あらおシティモール]を横目に坂を超えると、左側に[緑ヶ丘小学校]の表札が…。ここにあったのかあ〜‼️ 何と言う不覚。僕は今日まで緑が丘小学校がここにあることを知らなかったのだ…。九州では知らない人はいない遊園地[グリーンランド]を右折、この一帯が今荒尾の賑やかな場所になっている。昔は炭鉱の住宅があったところだ。このあたりのシンボル〈小岱山〉が見えてくるといよいよ山道に入る。車はさほど多くない。道端で果物を売っている店が並ぶ。今はみかんが主だが、季節によってスイカ、メロン、荒尾梨、巨峰などいろんなものが並ぶ。真っ青な空、川のせせらぎ、寒さも和らぎ風が心地良い。車では気づかない小さな橋や道端の花、神社や鳥の声など、新しい風景が存在するのだ。新幹線の高架をくぐると左折だ。もうこの辺はすっかり〈南関〉。田んぼには刈り取られた稲の足が規則正しく並んでいる。遠くの山々の稜線が優しい。結構アップダウンが続く。歩道もところどころ途切れていて、今頃こんな所を平日の真っ昼間から走っているやつなんていないだろう。変なやつだと見られているだろうなぁ〜。昔は大変注目され、人気を集めていた〈セキヤヒルズ〉を左に見ながら南関の街に入る。(今から考えると〈六本木ヒルズ〉を先取りする名前だったのだ…)。この街のシンボル[大津山]と[うから館]が見えてきた。ここは昨年の4月〈南関関所マラソン〉に参加したときに走った道だ。商店街を通り、川沿いの桜並木を抜けて橋を渡ると[南関高校]がある。3月1日の卒業式で3年生が卒業すると、新3年生が25名、新2年生が18名残るのみになってしまう。あと2年で完全に学校がなくなってしまうのだ。「寂しいなぁ〜」。重岡校長先生は全校生徒を連れて、玉名で行われている美術展に行かれて不在だった。玉名高校の5つ後輩の事務長にご挨拶をし、お水とコーヒーをご馳走になって学校を後にした。さあ!温泉で汗を流し体をあっためて気持ちよく帰ろうか…。と[南の関 うから館]まで来たら、なんと月に1度の休館日。『ガガーン ‼️‼️』毎月第1火曜日だけがお休みらしい。なんとも寂しい結末になってしまった。仕方なく1時間に1本ほどの西鉄バスに乗って大牟田駅まで出て、JRで南荒尾駅まで。後は実家までまた走って帰った。救いは、有明海に沈む素晴らしい夕日を見ることができたことだった。ホント お疲れ様…。