【 関島秀樹・熊本城マラソン体験記… 】 №7 ~ 35km⇒40km藤崎台球場付近 ~
熊本西大橋を渡り切ったら、娘たちが歌と踊りで黄色い声援を送ってくれた。♪負けないで!さあもう一度・・・?(ちょっと違うかぁ~) 何だか24時間テレビの城島君になった気分だ!・・『お父さん!ガンバッテ~!』・・「ショック!!」でもそうなんだよね。〝おじいちゃん〟って言われないだけマシかなあ~。
未知の距離、未経験の長時間の連続運動、〝こんなに衰えたかなあ~〟〝足が固まっちゃったみたいだ〟〝もっと練習しとくんだったなあ〟とにかく気持、気持、前へ、前へ・・。
〝収容バス(関所で時間オーバーした人の)が近づいて来たゾ~〟顔も、マジ、マジ・・。
あ~長六橋が見えてきたゾ~。もうやっと街に入る。あと3kmだ!男子高校生が大きな声援をくれる。泰平橋を渡ると(改めて白川はきれいな川だなあ、胸が熱くなる。周りの山々がやさしく見守ってくれているようだ)、なつかしいアコーディオンの先生!(名前が出て来ない・・) もう周りに走っている人は見当たらない。ほぼ歩いている。
最後の第8関門(40.6km)第一高校をクリアーできれば、もうゴールはこっちのものだ!
41km地点。少しずつ登ってゆく。あ~藤崎台球場の照明灯が見えてきた、〝七本の千年のクスノキ〟も力をくれる。『あっそうか~。これが13日に走った時(荒尾)の夕陽の〝ひとすじの光〟だったのか~』 これで謎が解けた。ここにつながっていたんだ。完走を予測していたんだ。心も身体も弱っていた僕に力を与えてくれたんだ。(そう勝手に思うことにしょう)・・写真までピンボケだ・・!