【 ばってん荒川さん9回目の命日 】~ 時代祭、鞍馬の火祭りの京都で ~
“My Sweet Time” の五夜目は、秋に色づく京都平安神宮近くの静かな奥座敷。京都らしい雅さと、ニューヨークのモダンさを取り入れた上品なサロンでした。リハーサルが始まる頃、時代祭の行列が平安神宮に帰って来て、大変な人でした。コンサートが終わる頃には、鞍馬寺では火祭りが始まります。こんな世界が注目する京都の素晴らしい一日に記念すべきコンサートができました。そして、毎年この日はどこかしらでライブをして[ばってん荒川さん]の在りし日を偲び、感謝を込めて歌ってきました。69才で亡くなられたので、ご存命なら今年78才です。50年近くおばあちゃん役をされていましたので意外な若さに驚かれたでしょうね。あまりにも早いお別れに今更ながら残念でなりません。今でもその芸を真似ると笑いが起こります。地元でもなかなかそれを超える芸人さんは見当たりません。本当に稀有なエンターテイナーでした。息子の[イサオ]君に頑張ってもらわんとね!
今日は午後から《岱志高校》の式典が荒尾・岱志高校で開かれます。行楽シーズン、何処へ行っても外国のお客さまがいっぱいです。ありがたいことですが、単純にその特需ばかりを喜んでいていていいのでしょうか??? 経済効果は○○エンなどと、いついつまでに観光客を○○ニンなんて、限られた人の特需で、根本的な日本の原動力にはなりません。買い物が主な目的の観光客が潮が引くように来なくなったら“祭りのあと”です。
《 日本の本来の素晴らしいものを失しなわないうに… 目先のことに囚われて、大切なものを見失なわないように… 》