【 いよいよ最後の夜となりました 】~ 61年目の故郷です ~
ずっと晴天続きのオータムコンサート。今日も熊本から河内経由の海沿いの道は、くっきりと美しい雲仙の姿と穏やかな有明海の顔を見せてくれました。ほんとに空気が澄んでいると長崎が近く見えます。土曜日、今日だけはお昼の公演です。お花がいっぱい届き、故郷の暖かい雰囲気が会場を包んでくれています。デビューの頃からずっと応援してくださっている方。名前は知っていたけど今回初めて生の歌を聴いてくださった方。故郷はありがたいです。やはり8回やってきて、いちばんしみじみと僕の気持ちをストレートに受け止めてくれる場所でした。あたたかく、嬉しくもあり厳しくもあり… 。[ 岱志高校 ]の校歌を披露しました。卒業して何十年後かの彼らを想像しながら歌いました。その時どんな校歌に成長しているのだろうか… 。もう一度このメンバーで、次は大ホールでコンサートができる日を夢見ながら[ オータムコンサート ~ May Sweet Time ~ ]の幕を閉じます。
打ち上げは、まだ明るいうちに終わったので、地元の“弥生の湯”に浸かり、昨年の7月、35周年コンサートでも使わせてもらった“銚里”。僕の中学の同級生のお兄さんで、マスターの犬塚さんが3月に亡くなられていたそうだ… 。出逢いは嬉しいけど、別れは寂しいなぁ… 。「さよならだけが人生だ」という若い頃に聞いた言葉があったっけなあ~