2017年4月1日土曜日

【 春高楼の 花の宴 】〜 桜と酒と人の縁 〜

【 春高楼の 花の宴 】〜 桜と酒と人の縁 〜
琵琶湖湖西から《 忍列車 》に乗って、新幹線《 さくら 》に乗り換え春爛漫の熊本へ。


桜の開花は1週間ほど遅れ、今日4月1日、僕が熊本に着くと同時に〈開花宣言〉が出されました。熊本城の桜はまだチラホラ。1日と2日の土日は限定的に特別開放されています。開花が遅れたため、9日も開放されるそうです。昨年の熊本地震で天守閣や櫓、武者返しの石垣は崩れましたが、熊本城の桜は、我々の希望と心の支え。再興への心意気を乗せて見事に咲き誇るのです。





そんな4月1日のめでたい日に、熊本県の酒造組合の協力により、《酒の会》が開かれました。ニュースカイホテルの24階スカイラウンジからは凛と佇む熊本城がはっきりと見えます。県内の9つの酒造メーカーのご好意で、今1番の自信作のそれぞれの日本酒を心ゆくまで堪能させていただきました。歌ってる途中にもあちこちのテーブルから何度もお酌をしていただきました。玉高の先輩[荒木誠二]、[亀丸雄司]さん、滋賀に住まれる[谷田久良]さん野球部時代の関係の方たちの顔も見えました。焼酎もいいですが、やっぱり日本酒は味わい深い。これだけ並ぶとそれぞれの個性がはっきりわかります。このイベントは[たちばな酒店]の[田尻幸史さん](天水町出身で九州学院卒業の肥後もっこす)親子の発案で、熊本地震により、ダメージを受けた伝統あるすばらしい“熊本の酒”のその美味しさと元気ぶりを改めて内外にアピールすることと、酒造メーカーと出席者の皆さんのご協力により、70万円を越える義援金を復興支援としてお渡しすることができました。天草出身で、東京で熊本のお酒と熊本産の料理だけしか扱わないと言うこだわりのお店をしている[木本さん]が乾杯のご発声をしてくれました。締めは元九州学院野球部監督[緒方さん]です。お酒はいい。特にこの桜の季節のお酒は美味い。人の心を和ませます。希望を感じさせます。皆いい顔をされています。熊本の桜はこれから日に日に花を咲かせて行きます。熊本地震からの復興を予感させるような、力強い、暖かく素晴らしい《春の宴》でした。