2014年3月12日水曜日

千葉から宮城へ

夜がまだ朝と出会わない4時、町の灯りと夜空に煌めく星たちに別れを告げ旭を出る。利根川を渡り、神栖~鹿嶋。太平洋を右に見ながらまっすぐに伸びる51号を北上。鉾田~闇のなかにうっすらと『大洗』が見えてきた。塩の香りがする。ここを通るといつも“大笑い”になる。? ハハハハハハハハ… 
水戸から常磐道を日立~いわき。この頃には朝がだんだん開けてくる。車はほとんど走ってない。昨日と大違いだ。また怒りがよみがえってきた。
常磐道から山に分け入る。このあたりから朝日が顔をのぞかせる。(写真)小野~田村。阿武隈を越えると郡山から東北道へ。さすがに中通りに入ると路肩や山肌に雪が残っている。
二本松~智恵子の愛した安達太良山には真っ白な雪が…智恵子の白無垢のようにも見えて悲しい…吾妻富士は雄々しい。スキーの恋人蔵王、秋保温泉を横目に見ながら仙台へ入る。桜の名所、福島の三春辺りから雨は切れ目なく降り続いているが、昨日と比べるとずっと暖かい。
三年前の高速から見る仙台空港や海沿いの風景が頭を過る。もう三年かあ…まだ三年かあ…