2014年12月22日月曜日

【 精一杯 がんばりました!】〜 故郷の高校駅伝の応援に行ってきました 〜

12月21日。なんとすばらしい冬晴れの天気に恵まれた京都西京極陸上競技場です。故郷荒尾の、たった5人の控えなしの、初出場の【有明高校】の、まずはその応援に駆けつけました。片山校長もキャップをかぶってスタンドに陣取ってらっしゃいました。郷土の皆さん、船を使っての貸切バスや新幹線等で駆けつけて、また近畿の熊本県人会や有明高校のOBの方もたくさんおいでになっていました。【九州学院応援団】の谷田さん(元ノンプロ野球選手です)とも出会いました。声援の大きさや、気合の入り方はスタンドで一番だったと思います。関西県人会の皆さんは、近畿での全国大会での熊本の応援はもう慣れたもの。(暮れに始まる、花園での全国高校ラグビーの荒尾高校の応援、新年早々行われる都道府県女子駅伝の応援、春と夏の甲子園での高校野球の応援、滋賀の近江神宮で行われるカルタ大会! ジャンル、世代にかかわらず近畿で何か郷里の人たちが活躍する催しがあれば、物産展でも展覧会でも必ず誰かが応援に行くのです。この【ふるさとを想う情熱の強さ】は、アメリカやブラジルでも実感しましたが、僕は多分、全国で沖縄か熊本が1〜2を争うんじゃないかという気がしています。この感情は都会やその近くに住む人にはわかりません。ましてや外国の人には理解できません。今住んでいる場所と懐かしい故郷をつなぐタイムマシンのような空間なのです。歩んできた歴史がそうなのでしょう。特に50代以上の方は故郷は胸がいっぱいになるほどいとおしい存在なのです。わずか15年か18年ほどしか生活していないのに、もうそれが自分の人生そのものなのです。(もちろんいつもいつも考えてるわけでもなく、そう感じる人も全体から見ると1割が1パーセントの人かもしれませんが…)そんな人もある瞬間にあの『帰らんちゃよか』がスーッと入り込むんだと思います。《大の大人が声を出して、肩を震わせて泣くんですから…》(そのような皆さんからこの歌はほんとにいい歌だと言っていただくのはとてもうれしいことです。でもあまりおおっぴらに言うことではないので、密かに皆さんの心の中に残ってくれたらありがたいなぁと思っています)
全国から集まった選手の皆さん応援の皆さんで、もう会場はまるで故郷のお祭りです。これがまた昔の都、【京都】で開催されるからいいんでしょうね。[有明高校]は36位、男子の常連[九州学院]が13位、[千原台]が34位。お隣の[大牟田高校]などそれぞれトラブルもなくみんな精一杯がんばりました。
『若いってすばらしい!』『スタート直前の緊張感もわかります』『さぁ行くぞ!と競技場を飛び出して行きます』《僕も、さぁ行くぞ!と新しい世界へ飛び出して行きます!》
 荒尾市に新しい市長が誕生しました。三期12年にわたって努めて来られた、僕も大変お世話になり親しくさせていただいていた{前畑淳治市長}にかわり、55歳と若い元の副市長{山下慶一郎さん}がこれから荒尾市の舵取りをされます。投票率が50パーセントを切ったのが少し気になりますが、故郷を思う気持ちは今までと変わりません。新しい故郷の未来に期待しましょう!